知っていると便利で得する!お年玉アイデア&お役立ち情報
お正月といえば「お年玉」 。
家族の集まりで親戚の子供に配ったり、我が子がいただくお正月の風物詩であり伝統行事であり、またコミュニケーションツールのひとつでもあります。
そんなお年玉について知っていると便利、そして役立つ情報をご紹介します。
1.お年玉袋はキャラクターものじゃないとダメ?
お年玉袋、通称「ポチ袋」ですが、対象が子供ということもあり人気のキャラクターものが定番です。でもキャラクターには流行り廃りがあるので、余っても翌年に使えないというデメリットが…。
かといって予備を持たずギリギリの数しか用意しないというわけにもいかないものなので、「多めに用意する→余る→持ったいないが処分」ということは珍しくなく、場合によっては未開封で処分もよくあることです。
でも、もらう立場からするとたしかにキャラクターものだと一瞬テンションはあがるものの気になるのはやはり中身の方ですし、再利用ができるものでもなく家に帰ったら処分というパターンがほとんどです。
よってお年玉袋は、
- お正月モチーフのシンプルな定番もの
- 素材にこだわりがあったり色がきれいだったりするもの
- キャラクターなら流行ではなくこどもからおとなまで知っているようなメジャーなもの
以上が、相手や年に関係なく使用できるのでおすすめです。
そのまま渡すのはもちろん、小さな子供には流行のキャラクターのシールなどを貼ってアレンジすれば喜ばれますし(100円ショップなどで購入できます)、イラストが得意なら手書きもよいものです。場も盛りあがるうえお正月から尊敬されてしまうこと間違いなしです。
2.お年玉そのものよりも印象と思い出に残る「プチ手紙」
お年玉はつい金額ばかりを気にしがちです。
ケチと思われたくない、家族や親せきの手前もあるから…と、つい見栄を張りがちですが実は負担だったりしますし、いちど見栄を張ると金額を下げるわけにいかなくなり、どんどん青天井になってしまいます。
そこで、金額はごく一般的な平均に合わせ(平均…幼児:1,000円~2,000円、小学校低学年:2,000円~3,000円、小学校高学年:3,000円~5,000円、中高生:5,000円~10,000円※地域柄や関係性、会う頻度などによって違いあり)、一筆箋やおしゃれなメモパッドといった小さな便箋にお正月をお祝いする言葉と共に「お勉強がんばってね」「楽しい1年になりますように」など、一言添えたプチ手紙を同封すると心が温まりますし、使ったらなくなってしまうお金と違って形にも心にも残ります。
3.意外と知らない&伝えていきたい「お年玉」の由来
そもそもなぜ「お年玉」というのか?お年玉をあげる習慣があるのか?
知らずにただ習慣だからと渡している人が多く、「お正月=おこづかいがもらえる」とだけ思っている子供がほとんどだったりします。
お年玉はもともと「御年魂」と書き表します。
年神様にお供えしたおもちを家主が子供や目下の来訪者に分け与えたのが由来です。
その一年の「魂」をいただくことで無事に健やかに過ごすことができるという縁起物の意味もあるのです。
そのお餅が時代を経てお金になったのが現在の「お年玉」なのです。
ただ渡して終わり、ではなくそういった由来や意味をちゃんと教え伝えてあげられるとよりよいお正月になります。