プレゼントのすすめ

せっかくなら贈る相手には喜んでもらいたい。プレゼント商品にふさわしいもの、贈り方、相手を驚かせる方法、ギフトマナー等、いろいろ書いてます。

定年退職のお祝いは記念とその後の生活に有用な物を贈るのがベスト

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定年退職した人に贈るベストなものは、記念とその後の生活に潤いを与える有用なものでしょう。

個人で贈る場合と、グループや会社の多くの関係者で贈る場合で当然予算が変わりますので、そのベストな贈り物も変わります。

しかし、いづれの場合にも退職記念として旅行券を贈る事がお勧めです。これはご本人だけでなく、無事に定年退職を迎えられた内助の功にも報いる為、ご夫婦での記念旅行を差し上げるのです。

 

定年退職後には何をしたいですかとの質問には、多くの人がまずはゆっくりと旅して見たいという思いを答えられます。あくせくと時間に縛られていたのが、自由に時間を使えるのですから当然です。

こんなアイディアは誰でも思い付き、だぶったりする恐れがあると思われますが、旅行券ならそれこそ何度も旅行する事を嫌がる人はいないものです。また、人数に応じて金額が少ない場合もあるでしょうが、行きたい旅行の全額を賄えなくても、自分で追加料金を出せば、どんな旅行にも活用でき、中途半端な贈り物にはなりません。

個人で贈る場合には、この記念の旅行券で十分ですが、グループや会社の多くの関係者で、20万円を超えるような場合には、それにプラスして定年退職後の趣味に関わる有用な商品を聞きだし、それを贈る事です。

定年退職の贈り物にはサプライズなど必要ありませんので、必要な物を聞いて、贈るのがベストです。

ゴルフが好きな人なら予算に応じたクラブなど、写真を趣味にする人なら一眼レフカメラや交換レンズと言った具合です。

しかし、実際にはこうした趣味品は、ご本人の拘りがある場合が多いため、送別会などで贈呈する際には目録として渡し、実際は現金でお渡しするほうが良いでしょう。

これなら、ほほその金額で購入できる品物を目録として上げ、実際は現金ですので、それに自分でお金を追加して更に高級な物を購入される事も可能です。

現金なら、品物の目録などなしに、お祝い金とすれば良いとの考え方もありますが、それと目録としてお渡しするのではやはり違いがあるのです。

定年退職後の自由な時間を、趣味活動で充実させ、いきいきと第2の人生を歩んでくださいと言う想いが込められるからです。長年お世話になった定年退職者には、形式的ではなく、何十年にも渡って頑張ってこられた事に対する真心のお礼が込められている事が重要なのです。